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土屋仁応 / Yoshimasa Tsuchiya
2019.2.22 (Fri.) - 3.23 (Sat.
)
11:00 - 19:00( Closed on Sunday and Monday & Public Holiday)

 

Opening Reception 2.22(Fri.) 17:30 - 19:30


祝祭

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《森》2018, H86 x 58 x 30cm, woodcarving, crystal, polychrome

 

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《熊》(参考画像) 2018, H14 x 48 x 23cm, woodcarving, glass eye, polychrome


 

田中福男 新作ガラス展『恰好の花』と同時開催します
ギャラリースペース内、プロジェクトルームにて

 メグミオギタギャラリーでは、第6回目となる土屋仁応 新作彫刻展「祝祭」を開催致します。

 土屋は1977年神奈川に生まれ、東京藝術大学で彫刻を学び、2007年同大学大学院にて保存修復彫刻の博士課程を修了しました。
 土屋の彫刻は伝統的な仏像彫刻の技法と、素材が木材であることに気付かないほどの独特な彩色を用い、さらに木彫の表面を極限までなめらかに仕上げて制作されています。また水晶やガラスを玉眼として使用することで見る角度によって視線が変化するような焦点のない瞳を表現し、神秘的かつ生命感のある動物作品で知られる存在となりました。

 近年では2018年にアムステルダムでの個展「PRIVATE MYHS」、東京芸術大学で行われた「刻まれた時間 物語る存在」、岐阜県美術館で開催された「第9回円空大賞展」、2016年に東京都美術館開館90周年記念展「木々との対話」への参加など、国内外で様々な個展の開催、グループ展に参加しています。
 伝統と新しさを合わせ持つその作品は、国内のみならず香港や台湾での展示、ヨーロッパのアートフェア、ギャラリーでの個展やグループ展で高い評価を受けています。

 今展では土屋の子供時代に関わりのある恐竜や、熊、キリン、少年などをモチーフとした作品7点を展示致します。さらに2018年に東京芸術大学で行われた「刻まれた時間 物語る存在」で展示された透し彫りの施された鹿の作品も展示されます。
また展覧会タイトル「祝祭」は具体的にどこかで開催されている人間たちの祝祭をテーマにしたものではありません。

 「例えば花が咲いて散るまでのひととき、その場がぱっと華やぐような、形のない『祝祭』」

 日々の現実から少し離れて、生きていることを祝う祭の場となるでしょう。土屋仁応個展「祝祭」に是非ご期待ください。

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