12.18 (Tue.), 2012 - 1.19 (Sat.), 2013
11:00 - 19:00( Closed on 12.29(Sat.), 2012 - 1.7(Mon.), 2013)
Preview party 12.15(Sat.), 2012
Symposium 1.12(Sat.), 2013(パネリスト:中村ケンゴ・保井智貴・荻田徳稔ほか)
MEGUMI OGITA GALLERY 東京都中央区銀座2-16-12銀座大塚ビルB1
MEGUMI OGITA GALLERY B1 2-16-12 Ginza, Chuo-ku, Tokyo
リーマンショック、震災を越えて、ギャラリーの原点を問い直す、アーティスト中村ケンゴディレクションによるグループショウ「XYZ」。 批評的にも、エンタテイメントとしても、また商業的な観点からも、これからの展覧会企画の可能性を提示します。
メグミオギタギャラリーは2007年にギャラリストの荻田徳稔によって銀座5丁目にオープンいたしました。保井智貴に よるオープニングエキシビジョンを皮切りに、上條花梨、中村ケンゴ、土屋仁応といった国内の実力派若手作家や、ロ レッタ・ラックス、ビクトリア・ジッドマン、ジュリー・ヘファナンといった日本ではまだあまり見る事の出来ない海外トッ プアーティストの展覧会を企画してきました。2010年には銀座二丁目に現在のメインとなる新しいスペースをオープ ンし、国内海外を問わず数多くのアートフェアにも出展するなど、多様なアーティストを紹介しています。
美術を取り巻く状況は、リーマンショック、東日本大震災を越えて、マーケットのあり方や作品の捉えられ方も大きく変わりつつあります。そうしたなかで、メグミオギタギャラリーもコマーシャルギャラリーとして、新たな試みの必要を感じています。そこで今回 はギャラリー創業の原点へ立ち戻り、自らのアイデンティティを捉え直すためのギャラリーアーティストによるグループショウを企画しました。展覧会のディレクションは所属作家の中村ケンゴが担当いたします。中村は今年2月に好評を博したシンポジウム『20世紀末・日本の美術- それぞれの作家の視点から』を開催するなど、ギャラリーを開かれたメディアとして機能させる取り組みを行っています。
グループショウ「XYZ」は、アーティストとギャラリー双方の立場からさまざまなテーマを設定し、批評的にも、エンタテイメントとしても、また商業的な観点からも、単なる作品展示を超えた新しい企画の可能性を提示します。それぞれの作家の制作に対 するアプローチを相対的に見せることによって、作品と現在過去の関係を探る「彫刻・陶芸・立体」と、イメージと鑑賞者のインタラクティ ブな関わりを試みる(鑑賞者は作品と一緒に写真を撮り、それをツイッターやFacebookなどインターネットを通じて自 由に公開することができます)「絵画・平面/壁面展示」の二つのセクションからなる展示は、それぞれの作品が、根底の 部分でどのように結びついているのかを探ります。また保井智貴、土屋仁応、中村ケンゴ、といった初期メンバーと、3 (three)、小村希史といった新しい作家の大作を掛け合わせる空間も作られます。
12/15(土)はコレクターズナイト、1/12(土)はシンポジウムといった、硬軟おり交ぜたイベントも企画しています。 またクリスマスシーズンの展示に合わせてキャンペーンコーナーを設けますので、コレクションをはじめたいけれど購 入の仕方がわからない、普段ギャラリーには入りづらいといった皆様にも是非ご来場頂ければと思います。
メグミオギタギャラリーの「XYZ」をどうぞご期待下さい。