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田中福男

1つの種としての自我が芽生え、そこから差し示された方向へと向かう。花が咲くように呼応し、分岐し、進化する、命を宿した田中福男の新作ガラスが一堂に会します。

 

この度メグミオギタギャラリーでは、田中福男個展「その種として」を開催いたします。田中は、透明度の高い耐熱性の理化学ガラスを使って制作します。ガラスアートの専門学校を卒業後、“Topnoch” というブランド名で作品を発表してきました。弊廊にて同時開催される土屋仁応個展「動物と人」では、木彫のガラスの玉眼を担当し、白眼・虹彩・瞳孔を表現、さらに今回初めて目以外のガラス部分も制作しています。

長年ガラスの研究を続けた田中は、「インサイドアウト」と呼ばれる高度な技法を用いて、自由自在に可憐で繊細な作品を生み出します。試験管状のガラスの外側に、点で打った別のガラスをバーナーで熱し、それが溶けて内側に入っていく過程で様々な模様に変化、全体の成形と同時に小宇宙を創造します。ガラスを1000度近くまで熱する制作環境は過酷を極め、その過程で負荷がかかり割れてしまう作品も少なくありません。

独特の色彩は、多彩な色ガラスや気化蒸着させた純金、純銀などの金属を加熱し、化学反応で生まれた色を組み合わせて作られます。その作品は葉脈や雪の結晶など、人間の手が加わることなく、ある法則によってこの世に存在する自然的な美を彷彿とさせます。

Dates

2024年5月17日(金)-6月8日(土)

12:00 - 18:00

日曜・月曜 休

オープニングレセプション

5月17日(金) 18:00-20:00

*作家が在廊予定

メグミオギタギャラリー

〒104-0061 東京都中央区銀座2-16-12 B1

その種として

本展では、花が咲くように呼応し、分岐し、進化する、命を宿した新作ガラス約50点が一堂に会します。田中の代名詞と言える内側への凝縮を表現した作品、また近年取り組んでいる、外へ広がる形の探求、具現化として “Selfish” シリーズの新作も登場します。膨大な実験と経験から生まれた作品は、より華やかに、より奔放に、遺伝子をつないでいきます。 1つの種としての自我が芽生え、そこから差し示された方向へと向かう。自身もガラス作家という種として、喜びと苦悩の先にある光を目指して歩み続ける、田中の個展をご覧ください。

Selfish-09【As a Species】

2024

32 x 12 x 12 cm

Borosilicate glass, gold, beeswax on camphor wood

Fragrance

2024

φ5 cm

Borosilicate glass, gold, silver 

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