
土屋仁応
パウ・マルティネス
ゲイリー・ベースマン
ART OSAKA 2026
Galleries Section
この度メグミオギタギャラリーは、ART OSAKA 2026, Galleries Sectionに出展いたします。本年は新会場・コングレスクエア グラングリーン大阪にて、土屋仁応による霊性を宿したゴジラのコラボレーション彫刻(木彫、レジン)、もうひとつの現実を舞台に、現代に渦巻く感情をインパクトのある色彩と構成で描き出すパウ・マルティネスの絵画、飼い猫や擬人化されたぬいぐるみたちが共存するゲイリー・ベースマンの絵画などを展示します。想像と現実が巧みに交錯する世界をご堪能ください。
Dates
2026年5月29日(金)–31日(日)
VIPプレビュー: 29日(金) 13:00–15:00 *VIPのみ
プレビュー: 29日(金) 15:00–19:00 *VIP、招待者、プレス関係者のみ
一般公開: 30日(土) 11:00–19:00、31日(日) 11:00–17:00
コングレスクエア グラングリーン大阪
ブース:G-28
〒530-0011 大阪市北区大深町5-54 グラングリーン大阪 南館4階

土屋仁応
ゴジラ TM & © TOHO
2026
35 x 58 x 20 cm
Painted camphor wood, labradorite
土屋仁応は1977年に生まれ、東京藝術大学で彫刻を専攻、2007年同大学大学院にて保存修復彫刻の博士課程を修了しました。土屋は、大学院にて古い彫刻に数多く触れた経験を基に、伝統的な技法と革新的な表現を用いて挑戦を続けてきました。これまでに台湾・香港・オランダ・ドイツで個展を開催、また2025年には富山県美術館にて個展「土屋仁応ー静けさの向こうに」が開催されるなど、国内外でますます人気と評価が高まっています。土屋は、生き物の姿を借りて想念を具現化した、象徴的な彫刻で知られています。木彫の表面から内側の淡い色彩が微かに現れる、独自の彩色方法を確立、また頭の内側から水晶やガラスなどの玉眼を入れる、仏像と同様の制作方法を用いて、神秘的な表情を持った作品を生み出します。レジン作品は、木彫作品を基に土屋の工房にて制作し、作家自身が1点ずつ彩色を施しています。
パウ・マルティネス
Illusion of a normal life
2026
91.4 x 91.4 cm
Acrylic on canvas

パウ・マルティネスは、1983年フィリピン・マニラに生まれ、現在マニラを拠点に活動しています。大胆な色彩と変異的なキャラクターを融合させた、表現主義(内面的な感情や主観的な意識を、外的な世界の歪みによって強調する手法)的な作品で知られています。平凡な日常と大衆文化の要素を組み合わせたその絵画は、美しい悪夢的な世界観で、社会の過剰さを暗くユーモラスに表現しています。マルティネスは、フィリピン大学にて視覚コミュニケーション、カラヤーン・カレッジにて絵画を学びました。海外でも展覧会を開催、絵画からサウンドまで多様なメディアを扱い、「スーイジ・ワーカー」(下水道作業員)の名でノイズ音楽家としても活動しています。近年の展覧会には、メグミオギタギャラリーでの個展 “Mental Door” (2025)、シルバーレンズ・ニューヨークでの “Junk DNA”、パリのパレ・ド・トーキョーでの “City Prince/sses”、ニューヨークのピント美術館での “50 Years in Hollywood”、シルバーレンズよりアート・バーゼル香港2019への出品、ウェスト・ギャラリーでの “WXXX” などがあります。

ゲイリー・ベースマン
ItchyKoo Park
2023
121.9 x 152.4 cm
Acrylic on canvas (framed)
活気に満ちた緑豊かな森に、愛らしい生き物たちが集う場所です。1968年にスモール・フェイセスが発表した楽曲 “Itchycoo Park” の歌詞にある “It’s all too beautiful(美しすぎる)” という一節を彷彿とさせ、ベースマンは子供時代、サイケデリック・ロックンロール、そして過ぎ去った時代の要素を融合させています。彼はこう語ります。「子供の頃、私は決してクールな存在ではなかったけれど、今でもあの頃が懐かしく感じられます。振り返ってみると、太陽の光が肌に触れる感覚や、風に乗って自然の中で遊び、美しさを見出していたあの頃のことを、よく思い返すんです。」
ゲイリー・ベースマンは、歴史、遺産、そして人間の在り方(特に愛、憧れ、喪失)を探求する学際的な美術家です。「甘く切ない人生の美しさ」を称える独自の図像と幻想的な物語を通じて、彼の作品は大衆文化とファインアートの世界を融合させています。1960年生まれのベースマンは、生活が劇的に変化し、政治や文化が家庭に浸透し始めた時期に、カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれ育ちました。ベースマンは、日常の観察や体験を、ドローイング、絵画、写真、ビデオ、インスタレーション、パフォーマンス、ファッション、玩具デザイン、ソーシャルメディアなど、多岐にわたる表現へと昇華させています。長いキャリアを通じて、ベースマンの作品は世界中の美術館やギャラリーで展示されてきました。2023年には、120年以上の歴史を誇るニュージーランドのThe Suter Art Galleryにて個展 “Memento Moa” が開催され、新たなファンを魅了しました。