2021.7.18 (Sun) - 20 (Tue)
大阪市中央公会堂 3階 (ブース番号 M-31)
〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1番27号
*事前に作品リストをご希望の方は、お名前を添えてメール(info@megumiogita.com) にてお問合せ下さい。
ミセスズッキー / Mrs. Zukie
"Facial Expressions Rainbow 7” 2021, 76.2 x 76.2 cm, acrylic on wood panel
アンソニー・リスター / Anthony Lister
"Going Out” 2021, 50 x 40 cm, mixed media on canvas
メグミオギタギャラリーはART OSAKA 2021に参加致します。
ミセスズッキーはニューヨーク出身の現代美術家かつ壁画家で、キャラクター「ズッキーズ」の生みの親です。彼女はCWポスト大学でファインアートの学士を取り、その後は世界中の展覧会やチャリティーイベントに参加し、ニューヨーク・コミコンやデザイナー・コンなどのイベントで作品を発表したり、ファンとの交流も盛んに行っています。彼女は5歳で絵を描き始めて以来筆を置いたことがなく、ズッキーズの愛を世界中に広めることが目標だと言います。
アンソニー・リスターは、オーストラリア、ブリスベン生まれの画家であり、ハイとローの文化的イメージを融合させた作品で知られています。彼は同時代の画家の中でも最も熟練した、高い評価を受けている画家の一人として注目されています。物語と静物画の両方を描く才能を持つ彼は、同世代の人々とその世代を特徴づけるイメージを極めて純粋に捉えています。妥協することの無い彼の作品は、ストリートとフォーマルなギャラリーとの間で長らく橋渡し役を担ってきました。
土屋仁応は東京藝術大学で彫刻を専攻し、2007年同大学大学院にて保存修復彫刻の博士課程を修了しました。大学院では古い作品に数多く触れるようになり、それらが時代ごとに極めて大胆で斬新な技法によって制作されてきたことを学びます。この経験を基に、土屋は伝統的な技法と革新的な表現方法を用いて挑戦を続けてきました。近年は横須賀美術館や資生堂のTHE GINZA SPACEで展覧会が開催されるなど、ますます人気と評価が高まっています。
中村ケンゴは多摩美術大学・大学院で日本画を学び、E メールで使われる顔文字、ワンルーム・マンションの間取り図、マンガの吹き出しやキャラクターのシルエットなど、現代社会を表象するモチーフを用いたユニークな絵画を制作しています。また他ジャンルのクリエイターとのコラボレーションのほか、展覧会、シンポジウムなどの企画運営を手掛けるなど、現代を代表する美術作家の1人として活躍しています。近年は個展の開催や美術館での作品展示などを通して、海外での評価の高まりも顕著です。
小泉悟は2009年に沖縄県立芸術大学大学院の彫刻専修を修了し、現在は沖縄を制作の拠点としています。国内外のアートフェアやギャラリーでの作品展示、ディズニー公式コラボレーション作品の発表など、近年ますます注目度が高まっている作家の1人です。彼は獰猛なものから脆弱なものまで、自然の中で特性を活かし生きる様々な動物と、社会の中で生きている人間の顔と姿を調和させ、1つの命を生み出します。伝統技術で彫り上げられた一見愛らしい木彫作品からは、多様な現代社会に対する彼の深い考察が見て取れます。
田中福男はガラス工芸の専門学校で学んだ後、理化学ガラスという透明度の高い耐熱性のガラスを使用して作品を発表してきました。高度な技術を要する理化学ガラスの技法研究と制作を続けた彼は、自由自在に可憐で繊細な作品を制作します。今年3月に弊廊にて開催した土屋仁応個展「キメラ」では、木彫作品のガラスの玉眼を担当し、白眼・虹彩・瞳孔によって見つめる瞳を表現しました。彼の作品は人の手が加わることなくある法則によってこの世に存在する、自然的かつ普遍的な美を彷彿とさせます。
大谷一生は和光大学芸術学科で学び、身近な存在を題材として描きながら精力的に作品を発表してきました。音楽、ファッション、ホテルなど、作品提供の場は留まるところを知りません。彼は対象物の歪みによって主観を強調させるような力強い描写、鮮烈な色彩による感情表現、平面的な画面構成、リズミカルな線描による強弱、水墨画を思わせるグラフィックな表現など、西洋と東洋の異なる要素を大胆に融合させ、自身の経験に基づく独自の作品世界を展開しています。
ブライアン・レオは1999年にラトガーズ大学メイソン・グロス芸術学校を卒業し、現在はニューヨークを拠点に活動しています。弊廊を始め、これまでに数多くの国内外の個展やグループ展に参加してきました。彼は小さな絵画を床から天井まで散りばめた大規模なインスタレーション作品で知られています。彼の作品はアイデンティティ、時事問題、ポップカルチャーや社会問題などを題材にしており、漫画のようなフォルムや流用されたイメージが鮮やかな色彩で描かれています。