今井アレクサンドル2015

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今井アレクサンドル

1.JPG
"untitiled" 2015, 34 x 22cm, acrylic on canvas

今井アレクサンドル / Alexandre Imai
2015. 12.24(Thr.) - 12.26(Sat.) 
12:00 - 19:00(closed on Mon., Sun. & Public Holiday)

★展示会場にご注意ください
Showcase MEGUMI OGITA GALLERY 東京都中央区銀座5-4-14銀成ビル4F
Showcase MEGUMI OGITA GALLERY 5-4-14 4F Ginza, Chuo-ku, Tokyo

 この度メグミオギタギャラリーでは、2012年以来約3年半ぶりとなる今井アレクサンドルの3日間限定の新作個展+即売会を開催致します。
 今井アレクサンドル(b.1959)は、アンフォルメルの代表的画家今井俊満の長男としてパリで生まれました。日本へ帰国し高校を卒業した後にはロンドンへ渡り写真家デビット・ベイリーに師事し、以来数十年に渡り作家としての活動を精力的に続けています。
今展は具象モチーフを中心に発表した前回とは異なり、抽象作品を中心とした構成で、約50点の新作を一挙にshowcaseに展示します。

 抽象表現主義の原則は、前もって熟考するのではなく自発的な衝動に身をまかせなければならないというものでした。アレクサンドルの父、今井俊満が名を連ねたアンフォルメルとは、1940年代半ばから50年代にかけてフランスを中心にヨーロッパ各地に現れた激しい抽象絵画運動を言います。時代を席巻し持て囃されるほどに模倣のまがい物が繁衍するように、ムーブメントとしてのアンフォルメルは美術の歴史の中では短命に終わりました。
 しかし、今井アレクサンドルは美術運動の追唱者としての抽象表現とは根本的に作家性を異にしています。世界的有名画家の子供という数奇な宿命を背負い、時代に、家庭に翻弄され自身のアイデンティティを激しく揺さぶられ続けてきた今井アレクサンドルの世界の見方には元々具象と抽象の境が存在しないのです。彼の作品には、何がどう切り取られ描かれていても、儚さと力強さという相反する性質が奇妙に絶妙なバランスで同居しています。
カンバスに敢えて残された余白の上を疾走する絵の具の勢いが止まらずに他者の手へと渡るまでのプロセス自体が、まるで作家自身の魂の表現そのもののようです。

 あくまでも軽やかに描き、凄まじい数の作品を販売というシステムを通じあらゆる他者の手元に届けるところまでが彼の作品制作の一貫したスタイルです。
 その切実且つエネルギー溢れるサイクルはまるで自らの生の証を拡散させているかのようにもとれます。歴史を顧みれば、数々の神話や芸術が、完結した世界=死であると提唱し続けてきました。アレクサンドルが空白を残したカンバスに絶え間なく描いては他者へと引き渡し続けていくのは、完成から逃れることが作品が生き続ける唯一の術であると誰よりも知っているからではないでしょうか。
 命ある限り絶え間なく創作と伝播を繰り返す今井アレクサンドルのアートこそ、自らの魂を切り取って創られた生の芸術、創造性の源泉から湧き出でる真に自発的な芸術といっても過言ではないでしょう。
今井アレクサンドルが生み出す、現代に息づく真のアールブリュットに是非ご期待ください。

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