小泉悟「人間は宇宙でひとりぼっちだった」

web_03.pngmenu_space_03.pngmenu_05.pngmenu_05.pngmenu_space_03.pngmenu_03.pngmenu_03.pngmenu_space_03.pngインスタグラム ロゴ.psdインスタグラム ロゴ.psd


menu_12.pngmenu_12.pngmenu_space_03.pngmenu__14.pngmenu__14.pngmenu_space_03.pngmenu_16.pngmenu_16.pngmenu_space_03.pngmenu_18.pngmenu_18.pngmenu_space_03.pngmenu_10.pngmenu_10.pngmenu_space_03.pngmenu_20.pngmenu_20.png

人間は宇宙でひとりぼっちだった

press用.JPGスペクトラム上半身アップ.jpeg
「スペクトラム / Spectrum」 2015, W56 x D26.5 x H93cm, woodcarving, polychrome, resin


小泉悟 / Satoru Koizumi
2015. 4.10(Fri.) - 4.25(Sat.) 
★Reception 4.10(Fri.) 17:30-19:30
12:00 - 19:00(closed on Mon., Sun. & Public Holiday)

★展示会場にご注意ください
Showcase MEGUMI OGITA GALLERY 東京都中央区銀座5-4-14銀成ビル4F
Showcase MEGUMI OGITA GALLERY 5-4-14 4F Ginza, Chuo-ku, Tokyo

 この度、メグミオギタギャラリーでは2012年7月以来、3回目となる小泉悟の新作彫刻展「人間は宇宙でひとりぼっちだった」を開催致します。
1983年生まれの小泉悟は2009年に沖縄県立大学大学院の彫刻専修を修了し、現在は沖縄を制作の拠点としています。
近年では、アート台北等、著名なアートフェアで完売を記録し世界に活動を広げており、今後ますます活躍が期待される若手彫刻家の一人です。

 小泉は、動物と人間をモチーフにその両者を組み合わせ、まるで着ぐるみのように動物の表皮を被った人物像を発表してきました。
純粋無垢な少年のようなかわいらしさを含んでいるその表情は、孤独や不安を感じさせる愁いに沈んだ表情も併せ持っています。
それは高度に文明化した社会において、人間が失いつつある動物としての野生的本能との狭間で揺れ動き、迷いながらも今を生きようとする私たちの姿と重なります。また未熟さ、非力さの裏返しでもある「かわいい」が評価される現状の文化を飲み込み、あえて「かわいらしさ」を逆手に取って武器として身に纏おうとする現代人の姿を垣間みることができます。
 小泉は不安や孤独を内包している現代の状況を、作品を通して表出させることで、逆説的に自然、動物、人間や社会のつながりの重みを表現しているのです。

 今展では、2013年より取り組んでいる全身像を含む計3体の最新作を発表する予定です。
全身像の最新作は、インド神話に登場する神鳥ガルーダをモチーフに、様々な動物の手が加えられた輪廻を想起させる輪の造形が組み入れられています。
生死を絶え間なく繰り返す輪廻という概念は、仏教では苦と考えられています。そこには孤独な制作という行為に対し、向かいあう小泉の強くも冷静な思いが込められています。

 現代社会は文明の発達による恩恵を受けて来た半面、その弊害として人間らしさを保つことを困難にしてきました。
小泉もまた、孤独を内包しつながりを望む現代を、生きるひとりです。
しかしながら表面的なつながりのネットワークが劇的に増加する中で、孤独と正面から向かい合い、沖縄という豊かな自然に囲まれた環境に身を置き制作した作品は、どこか前時代的な素朴さと生命力を持ち、孤独でありながらも人とつながりたいと思う我々の心に伝わる力があります。

 沖縄から東京、世界を見渡し、「ひとりであること」を見つめつづける小泉の新たな展開、新作彫刻展「人間は宇宙でひとりぼっちだった」にどうぞご期待ください。

Satoru Koizumi (b.1983) graduated from MA Sculpture Course, Okinawa Art University.
Satoru is known for wooden sculpture of each child wearing animal costume.
The innocent face of child implies that as we grow older, we tend to lose what is endued among us.
Beyond simply lovely and warm, Animal Human series reflects a deeper question that we all need to ponder on.
In the industrialized society, fast pace and established regulations
make human hard to live in the way they wanted and start to forget or suppressed the real self.
In KOIZUMI’s sculptures, he tries to remind us that “Wilderness is the source of life.”
He carves on camphor wood, making the texture naturally appear on human and animal skins.

In this solo exhibition, Satoru will release 3 of new works.
The latest whole body statue is inspired from Garuḍa of Indian mythology.
The loop with many kinds of animal's hands evokes the transmigration of souls.
Don't miss Satouru's deepened creation.

CURRENT | UPCOMING | PAST