Sadie "Given"

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Given

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"hera" 2014, 30.5 x 61cm oil on wood

サディ・レベッカ・スターン / Sadie Rebecca Starnes
2014.11.14(Fri.) - 11.29(Sat.)
12:00 - 19:00(closed on Mon., Sun. & Public Holiday)
☆Reception 11.14 (Fri.) 17:30-19:30 ※The artist is to visit Japan!

★展示会場にご注意ください
 Showcase MEGUMI OGITA GALLERY 東京都中央区銀座5-4-14銀成ビル4F

 この度メグミオギタギャラリーでは約3年ぶりとなるサディ・レベッカ・スターン新作個展「Given」を開催致します。
 サディ・レベッカ・スターン(b.1985)は、アメリカ南部ノースカロライナ州に生まれ、大家族に囲まれて幼年期を過ごしました。
 2011年にメグミオギタギャラリーで開催された初個展では、山々に閉ざされた土地特有の言語や神話、罪の意識の残る広大な土地の中で培った記憶を、薄暗く秘密めいた気配を感じさせる独特のタッチで描き話題を呼びました。当時東京で暮らしていたスターンは現在NYを制作拠点として活躍を広げています。
 今展でスターンは、自身の居場所が変化するほど逃れ難く意識の中に入り込む家族という概念を、より多角的に表現した新作約12点を発表します。

 何気ない日常風景にローマ彫刻を出現させた作品は、異質なものを介入させることで慣れ親しんだ空間を変形させた形而上絵画のようにも見えます。しかし彼女がこれらの作品の中で表しているのは、見目形が似ている、あるいは似ていない事と、そこに通底し得る本質の有無は全く異なるものであるということです。
 ニューヨーク近代美術館でローマ時代の彫刻をスケッチしていたスターンは、突如彫刻群の中において自身の大家族に囲まれているかのような感覚を抱きます。そして、そこで語られている「母」「愛」あるいは「喪失」といったエッセンスが、全て人間の本質に根ざしたものであることに気付きます。スターンの描く光景の中に放り込まれたこれらの彫像は日常から切り離された異物としてではなく、わたしたち誰もが抱える普遍的な概念のメタファーとして描かれているのです。

 また、様々な色が混じり合いながらひとつの画面に溶け出してゆく抽象作品は、人間が先祖から脈々と受け継いで来た濃厚な血の匂いを感じさせます。これらの作品はアメリカの偉大な女性詩人ガートルード・スタインの著作『やさしい釦』から着想を得たものです。時に連想ゲームのように、時に何の脈絡もなく配置された単語の羅列は、スターンに世界が再構築されてゆく様を追憶することを可能にしました。絵画とは固定された体験であると言われるように、スターンは彼女が再構築した絵画を通して、鑑賞者それぞれの命の起源に想いを馳せることを促します。

 スターン自身の幼少期の記憶に基づく風景、室内に佇む人物、抽象画、それらは全てくすんだパステル調の色彩と相成って、20世紀前半のアメリカ絵画を思わせるほの暗いノスタルジアを醸し出しています。
暗く塗りつぶされた画面の上下や左右は舞台の幕を思わせ、画の中を作家と共に覗き見ているかのような錯覚を与えます。
 スターンの絵画は優れたストーリーテラーとして観る者の想像力を様々に掻き立てることでしょう。
サディ・レベッカ・スターンの"Given"、是非ご期待下さい。



※作品についてはお気軽に画廊にお問い合わせ下さい。

Sadie Rebecca Starnes was born in the American South, 1985, and spent her formative years in the foothills and mountains of North Carolina. After completing BAs in Art History and Painting, she moved to New York City and then Tokyo, where she currently resides in the suburban fringes of the city.

Her work is conceptually grounded in the South, its myths and sins, and her family’s history within it. Thus she continually returns, almost involuntarily, to the cultural iconography of the pasture, the mule, birth, salt – enveloped within depictions of ancestors, living relatives, men, and her own childhood.

Saide’s new work is influenced by Italian artist Giorgio Chirico who’s “metaphysical paintings” celebrated the faded importance of classical Italian art in a modern world.

“He was a scholar of metaphysics and pushed for the continuation of classical art for inspiration in the modern world. There was really no one else doing that. He was a huge influence on the surrealists. His world and ours are very similar in that we see a blind denial of art history for the sake of some vague avant garde.”

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